あなたは従業員(会社員)のメリット・デメリットを本当に理解していますか?

会社員で良いことってあんまりなくて、むしろつらいものというイメージがあるかもしれません。

少しでもそう思ったあなたには、「従業員」という立場を先入観を持たないで考えてもらいたいと思います。では従業員の立場はどんなものなのか、あなたが知っておくべき7つのことを今から解説します。

従業員とは会社からお金をもらう人のことです。よって、従業員には会社員(正社員、契約社員、派遣社員等)、パート・アルバイトなどが含まれます。

さて、従業員のメリット・デメリットがよく語られますが、これは人によってメリットと感じる人かデメリットと感じるか主観的なものです。ですから、これから従業員の働き方をご説明しますが、読み進めるときに「一般的に」良い、悪いで考えないでください。「あなた」にとって良いことなのか、悪いことなのかを考えてください。あなたにとって幸せを感じる働き方はどういうものなの考えることが重要なのです。

1.収入が安定している

従業員の大きなメリットとして挙げられるのは、収入が安定していることです。会社から毎月、一定の給料がもらえることで生活が安定しますし、精神的にも安定します。将来設計も立てやすいです。従業員の場合はずば抜けた能力がなくても、必要最低限のことをしていれば給料がもらえるのも良い点です。自営業者、ビジネスオーナー、投資家は自分のビジネスが成功するかどうかのプレッシャーがあります。ビジネスのプレッシャーから解放されているのが従業員です。

2.ローンが組みやすい

従業員は社会的地位がある程度、保証されています。だから、従業員は車や家などローンが組めます。自営業者は収入に波があるため、ローンを組んでの大きな買い物はできないこともあります。ちょっと名のある芸能人でも、銀行がお金を貸してくれず、ローンが組めなかったことをネタにして話していることありますよね。風速的に一瞬、お金を稼げるよりも、何十年という長期間なスパンで一定の金額、お金を稼ぐことが保証されている人のほうが社会では信用されます。

従業員の人生は幸せなのか?

登場人物B

従業員の人生は幸せなんですか?サラリーマンはお金もそんなに稼げないし、自由な感じもしないので…。起業して会社経営している人のほうがお金も時間も手にできてうらやましくもあります。

登場人物A

まず、幸せが不幸せは本人が決めることだから、一概に従業員になったら不幸せと決めつけることはできません。それに従業員のなかでもエリート社員と言われるような人は年収1000万円以上稼げるわけなので、給料に関しても職業で細かくみていく必要があると思います。

それと、起業家が良く思えるのは成功した人ばかり見ているからかもしれません。経営に苦労している小さな飲食店も起業家と言えます。

登場人物B

確かにそうですね。幸せかどうかは人によって違いますもんね。自分にとってベストな働き方、お金の稼ぎ方をもう一度考えてみます。

どんな働き方にもメリット、デメリットがあります。従業員として生きることを選択すると、ある程度人生の方向性が見えてきます。それを受け入れた上で従業員を選択するのであれば後悔はないはずです。

3.福利厚生がある

従業員であれば福利厚生が充実しています。健康保険や厚生年金などの社会保険がありますし、通勤手当、住宅手当がもらえたり、健康診断の費用なども会社が負担してくれます。

4.自分の時間と労働力を切り売りして稼いでいる

自営業者同様、従業員のデメリットとしてよく言われるのが、自分の時間と労働力を切り売りして稼いでいるという指摘です。労働収入は自分が働かなければ収入はゼロになりますし、自分が働いた以上の収入を得ることはできません。時間と労働力を会社に提供することによって、お金を得ているのが従業員なのです。

5.収入に限界がある

自分の体は1つなので、従業員として自分の時間と労働力を提供するにも限界があります。ということは、収入にも限界があるわけです。もし、従業員としての収入に不安がある場合は例えば、会社を自分で作り、従業員を雇えば、自分以外の力を借りることによって、多くの仕事ができます。自分ひとりの力ではたくさんの仕事量をこなせないのです。人を雇うのが嫌だ、面倒くさいと言っている人はいつまでたっても、多くの仕事をこなすことはできないでしょう。

6.従業員の代わりはいるので、リストラの不安がある

従業員という存在は基本的に代わりがきく存在なので、よっぽど優秀な社員でない限り、リストラ対象になる可能性があります。例えば、会社の経営状態が悪化した場合に、特に普段の働きぶりに問題がなくても、年齢や削減人数の関係でリストラ対象になってしまうことがあるのです。会社にとっては合理的なリストラ案も、従業員にとってみれば理不尽と感じてしまうこともあるでしょう。

7.人生を会社にコントロールされる

従業員は人生を会社の都合によって、コントロールされやすいものです。転勤の命令があれば、国内、海外のどこにでも行かなければならないですし、家族がいても単身赴任という形になれば、家族といっしょに過ごす時間はなくなるわけです。恋愛話によくあるのが、彼氏が仕事の都合で転勤することになって別れた、彼の仕事がとても忙しくなり会えなくなって結局別れた…などなど、仕事都合の理由で別れることになるカップルは少なくありません。

仕事だから仕方がないという人もおられるかもしれませんが、自分の裁量で出勤時間、休み、働く場所を決定できるような自営業の場合だったら、彼女と会うために時間のやりくりをしやすいことは確かです。結果、彼女と別れずに済む可能性も高まるわけです。自分の人生を、プライベートを会社に左右されたくない人は従業員の人生はあまり向いていないかもしれません。

今回のまとめ
  • 従業員は給料は安定しているので、将来設計が立てやすい。
  • 家や車の購入などローンを組みやすい。
  • 会社に勤めることで、社会的信用が得られる。特に一流企業に勤めた場合はなおさら。
  • 社会保険などの福利厚生が手厚い。
  • 自分の時間を切り売りしているので、自由になる時間は少ない。
  • 自分だけの労働力を提供しているので、ある程度収入に限界がある
  • 人生を会社に左右されることが多い。

ここまで、従業員のメリット・デメリットをご紹介しました。繰り返しになりますが、あなたにとってのメリット・デメリットを考えてくださいね。給料はそれほどもらえなくても、安定していることを人生の大切な基準にしたい場合は、安定がメリットになりますが、不安定でもいいからたくさん稼ぎたい人は自営業、ビジネスオーナー、投資家を目指したほうがよいかもしれません。

いずれにしても、従業員の世界を理解することで、今あなたのいる世界を再認識したのではないでしょうか。